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インスタを見ていたら真空管が表示され面白そうと思い調べ始めました。
基本的には真空管は数百ボルトの高電圧で動かしますが素人にはちょっと怖い電圧です。
いくつかのWebページで調べていくとYAHAアンプという12Vの低電圧で駆動できる方法があるということが分かり、試しに試作してみました。
参考にしたのは以下のDJ-HIGOさんの回路です。
http://dj-higo.cocolog-nifty.com/blog/2022/08/post-e1ee51.html
こちらをベースに手に入る部品に変更して試作してみました。
ブレッドボード上での配線はこちらです。
回路図と違って実際の配線ってグチャグチャですよね。
1.電源ICの熱暴走
電源をシリーズレギュレータL7812を使用して、24Vから12Vを生成しています。
12Vをヒータ(4/5ピン)に接続したところ最初はフィラメントが光っていましたが、急にプツッと切れてしまいました。
「やば!!配線まちがえてフィラメント焼けきれたかも?」
と思いましたが、調べたらレギュレータが触れないぐらい熱くなっていました。
24Vから12Vに電圧を落としているところで全部熱になってしまうので発熱がすごいことになっていました。
対策としてバイスをヒートシンクの代わりにしてクランプしたところ問題なく通電できました。
2.音が小さい
繋いでいるスマホの音量をMaxにしてアンプ回路のボリューム(可変抵抗)をMaxにしましたが音が小さかったです。
とりあえず初段の入力抵抗を47kΩから20kΩに変更しました。(電圧レベルがマイク出力の17%から33%になります)
とりあえず音を出してみます。
全然いい音が出ないかなと思っていましたが、普通に音が出ました。
動作している風景はこんな感じです。
次回は電気的な部分を細かく見ていきます。